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2007年6月11日 (月)

今更ですが…

TVタ○クルで給食費を払わない馬しか親のことを扱っていたり。

馬しか親が言うに理由の一つに義務教育は「無償」だからと言うものが有るらしいですが本当にそうなのでしょうか?では義務教育に関する条文を見てみましょう。

第二十六条「教育を受ける権利、教育を受けさせる義務、義務教育の無償」
すべて国民は、法律の定めるところにより、その能力に応じて、ひとしく教育を受ける権利を有する。
2項 すべて国民は、法律の定めるところにより、その保護する子女に普通教育を受けさせる義務を負ふ。義務教育はこれを無償とする。

…とりあえず義務教育の義務が国が子供に教育を行う義務ではなく保護者が子供に教育を受けさせる義務と言うことが理解できたと思います。親が勘違いしている国が義務的にやる教育だから給食費払わなくていいというのはまず間違いだと考えられます。

で条文を読むと前に言った義務教育は無償と明記してあるので言い分的に正しそうに見えますが、こういう判例があります。

「憲法の義務教育は無償とするとの規定は、国が義務教育を提供するにつき対価すなわち授業料を徴収しないことを意味し、このほかに教科書、学用品その他教育に必要な一切の費用まで無償としなければならないことを定めたものではない。」-教科書費国庫負担請求事件-(最大判 昭三九・二・二六 民集一八-二-三四三)

この判例を見ると
給食費は授業料に含まれないので親が払うべき費用と言うことが理解できると思います。
今、馬しか親が言ってる屁理屈は昭和39年に最高裁で判例が出て「違う」と言われてるわけですね(笑)

もともと教育は身分あるものが金銭を対価として子弟に施すものであったわけで、お金が無ければ受けれなかったわけです。(知識は高身分者の特権だったわけですから)
今でも子供を塾に金銭を支払って行かせる親御さんが多いわけですからそれは理解できてると思うんですがねえ…?(塾に払う金は有っても学校に払う金は無いっていうのは理由になりません教育を受けさてもらってるというのは同じです。)

義務教育は国が国民に最低限の知識を与える為に行うもので必要な金銭も負担して教育を受けさせてもらっているのです。
それを感謝しても不満に思うことは出来ないと思うんですがねえ?
(金銭的な事情で学校でしか教育を受けられない児童、生徒もいます、自分は「塾に通ってるから聞いてなくても平気」という理由だけで授業を妨害する児童、生徒は他人の教育を受ける権利を失わせていると言うこと理解しましょう。他人がもっている権利を理由無く失わせる権利は人にはありません。)

子供を授かった時点で教育を受けさせるのに金銭が必要だと覚悟を決めれない親が多いんでしょうなあ…それにも考えが及ばず子供を作るから馬しか親なのかねえ?
(不満があるなら私立に行かせればいいんじゃねーの?まあ授業料のほかに寄付を請求されることがあるらしいですけどね…( ´-`)キフナノニセイキュウテノモオカシナハナシダケドサ)

まあ、だらだらと意味の無い長文を書いてるおいらがいますよと…( ´-`)

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今更ですが…を参照しているブログ:

コメント

う~んまあ確かにこんな番組見ないから馬しか親なんだろうなあと思う部分はありますねw

今の馬しか親は子供作ると言うことはその子供の人生を成人するまで保護して生きていくって考えられんのでしょうねえ…( ´-`)オイラハアマリノオモサニタエラレマセンヨ

馬しか親はこ~ゆ~番組を見ないから結局何も変わらない。自分が馬しか親だとゆ~自覚も無い。有識者が番組を観ても意味がない。

今の教育基本法改正の方向は学校側にばかり要求する案ばかり。むしろ「婚姻届申請者は親になるための基礎常識を習得すべく一年間の教育を適切な施設で実費にて受けなければ婚姻は受理されない(できちゃった婚は刑罰の対象となる)」くらいやらないと馬しか親は減らないし教育現場も良くならんね。

大人を教育せにゃ、モラルの低下はどうにもならんわ。

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